【東京】事故物件の清掃依頼はどこにすべき?放置しておくと危険な理由4つ
この記事でわかること↓
・事故物件として扱われるケースについて
・事故物件の清掃依頼先について
・特殊清掃会社が行う具体的な作業
・事故物件を放置しておくと危険な理由
どのようなケースが事故物件扱いされるのか
事故物件とは、事件や自殺、孤独死などにより人が亡くなった物件のことを指します。
心理的瑕疵物件や訳あり物件などとも言われることもあります。
なお、看取られ死については、一般的には事故物件には当てはまりません。
事件
殺人事件のように、事件がきっかけでお部屋の中にご遺体があった場合には事故物件扱いになります。
警察が事件の内容を明らかに明らかにするまでに時間を要することが多く、復旧までに時間がかかってしまいます。
自殺
自殺があった物件も事故物件に当てはまります。首吊りや自傷、練炭など自殺方法によって現場の状況は大きく異なることが特徴です。
孤独死
病気や事故、突然死などにより一人で亡くなられた物件も事故物件扱いとなります。
生前に社会とのつながりがなくなり、身動きが取れない状態になってしまうことが要因で、現場はゴミ屋敷化していることもあります。
事故物件の清掃依頼先は特殊清掃業者
事故物件の清掃依頼は特殊清掃業者になります。
特殊清掃業者とは、特殊な状況下の中で清掃を行う業者のことを指し、通常のハウスクリーニングとはまた別のジャンルになります。
なお、特殊な状況下とは、先ほどお伝えしたような事件や自殺、孤独死現場のような場所のことを指します。
たまに事故物件の清掃をハウスクリーニング業者に依頼するケースを聞きますが、清掃ジャンルが異なるためほとんどやり直しになってしまいます。
特殊清掃業者が行う事故物件の主な清掃内容
ここでは、特殊清掃業者が行う主な清掃内容についてご紹介いたします。
体液除去
ご遺体は通常、時間が経つに連れて腐敗が進行していきます。
それに伴い、体は段々と溶けていき、液体となって流れ出てしまいます。
体液には様々な菌やウイルスなどが存在し、感染症の恐れがある非常に危険なものです。
そのため、作業員は防護服や防毒マスクなどを着用し、自分の身を守りながら、体液を除去していきます。
血液除去
血液も体液同様に感染症リスクのある危険な物質です。
特に自殺現場では、広範囲で飛び散っているケースも多く、床や壁や天井など注意深く観察しながら取り除いていきます。
除菌作業
感染症のリスクは、ご遺体周りだけではありません。
お部屋の中には、空気や虫の影響で小さな粒子がたくさん浮遊または付着しているため、お部屋全体が汚染されています。
状況に応じて薬剤を変えながら、全体にいきわたるように除菌を行っていきます。
害虫駆除
事故物件現場には、ご遺体から流れ出た体液や食品に虫が集まってくることがよくあります。
虫は時間が経つとともに増殖を繰り返し、大量に繁殖してしまいます。
虫は汚れを拡散してしまうだけでなく、お部屋自体を劣化させてしまうリスクも高めるため、しっかり除去していきます。
ご遺品整理・残置物撤去
お部屋の中に残っているモノを搬出および撤去していきます。
その際に大切なことは、徹底した仕分け作業です。
ご遺品をはじめ個人情報関係やご貴重品、思い出の品などしっかり仕分けていきます。
また、不要なものについても環境面を配慮して、分別作業を行いお部屋の中を綺麗にしていきます。
事故物件の清掃を放置しておくと危険な理由4つ
事故物件の清掃を放置しておくと、様々な問題が重なります。
ここでは、危険な理由を4つに絞り解説していきます。
収益が減る
当たり前ですが、清掃を含む復旧作業が終わらないと、お部屋を貸し出すことができません。
貸し出せない期間が続くとと、当然その分収益は減ってしまいます。
汚染範囲が広がる
ご遺体から流れ出た体液は徐々にお部屋吸い上げられていきます。
そのため、時間が経つに連れて汚染範囲が広がっていきます。
体液付着の場所によっては、床に垂れ流れた体液を壁が吸い上げ、天井にまで到達してしまうこともあります。
他の入居者からのクレーム・退去のリスク
清掃していない事故物件現場からは、強いニオイや虫が発生し、近隣住民にまで影響をもたらします。
早急に対処を行わないとクレームが重なり、退去に繋がってしまいます。
事故物件化→近隣住民にも影響→近隣住民が退去する→収益が減る
保険の対象外となる
事故物件の清掃や復旧作業は、保険が適用されることもあります。
事故物件の保険について詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照ください。
ここで注意すべきとは、ほとんどの保険には申請期限が設けられています。
早期対応であれば保険適用にできたものが、申請期限が過ぎていたために適用できず、金銭的負担が大きくのしかかってしまいます。
そのため、申請期限をしっかりと確認して早めに対応することをおすすめいたします。
まとめ:事故物件の清掃依頼はラスティックまでご連絡ください
今回は事故物件はどこに依頼すべき?というテーマで解説しました。
お部屋が事故物件化する機会はそう多くはないと思いますが、いざ直面すると精神的な面や金銭面などで大きな負担となります。
そのため、冷静に適切な対処が必要になります。
(株)ラスティックでは、事故物件の清掃や除菌、消臭、復旧など幅広くご対応しております。
何から初めていいかわからない場合でも、弊社スタッフが分かりやすく丁寧にお伝えいたしますので、ご安心ください。