遺品整理と不用品回収の違いは?墨田区での遺品整理作業事例
遺品整理は、故人様の生きた証に触れる大切な作業です。
一方で不用になったものを手放し、新たな一歩を踏み出す作業でもあります。
今回は、遺品整理と不用品回収の違いについてどちらに依頼すべきかについて解説するとともに、遺品整理についての具体的な内容や作業事例についても解説しています。
どちらに依頼すべき?遺品整理と不用品回収の違いについて
まずは遺品整理と不用品回収の違いについて解説します。
それぞれの特徴を比較することで、目的に応じた選び方ができるようになります。
不用品回収
【不用品回収の特徴】
・安価
・スピーディ
・必要なモノまで回収される恐れがある
不用品回収は、不用になったモノを回収することを目的としています。
。
そのため、現場に到着した時点で、回収目的が明確化しているため、スピーディに行ってくれます。
ただ、費用が安価なため、業者側は案件数を取ることに固執しており、仕分け作業が雑になるケースが多発しています。
スピーディーが故に、確認がないまま作業が進み、モノまで持っていかれることもよくあります。
遺品整理
【遺品整理の特徴】
・不用品回収より費用が高い
・現金や貴重品が見つかる可能性が高い
・仕分けに時間を使うため作業時間がかかる
遺品整理は大きく分けると、「片づけ」と「捜索」の2の目的があります。
故人様の個人情報やご遺品などを細かく仕分けていきながら、同時に片づけも進めていきます。
遺品整理が不用品回収よりも費用が高い理由は、この仕分け作業に時間がかかるためです。
ただ、丁寧に作業する分、現金や貴重品が見つかる可能性も高く、中には遺品整理費用と相殺できるケースもあります。
目的に応じて業者を使い分ける
片づけをする際に、不用品回収業者か遺品整理業者かでよく迷われますが、一番大切なのは目的と照らし合わせることです。
例えば、タンス1台やとにかく費用を安くしたい場合には、不用品回収業者に頼むのがよいでしょう。
逆に、ご遺品の捜索や現金及び貴重品を捜索した片づけを望む場合には、遺品整理業者に頼むのがよいでしょう。
自身の片づけ目的に適した業者を選定することが大切です。
遺品整理の具体的な作業内容
前提として、遺品整理のやり方は各業者ごとに応じて異なります。
ここでは、筆者が所属しているラスティックの遺品整理について解説していきます。
事前ヒヤリング
作業を行う前に、ご依頼者様とお話する時間をいただきます。
ここでは、残してほしい荷物や、不要なモノ、探して欲しいものなどをお聞きします。
何を残していいかわからない場合には、こちらからご提示することもあります。
ヒヤリングをしっかり行い、作業内容や作業後のお部屋の状態をお互い確認し、イメージを一致させます。
契約書の締結
ご依頼者様が安心して私たちに遺品整理を託せるように、契約書を締結しています。
そのため、万が一のことが起きても、安心して対応ができます。
契約書の締結を行わない業者に依頼すると、もしものことがあったときに何もすることができないのでご注意ください。
現金・貴重品
私たちは、1円たりとも取りこぼすことなく、現金及び貴重品を見つけ出します。
現金は、財布の中だけでなく、カバンや押し入れ、貯金箱等あらゆるところにあります。
それを熟練のスタッフが経験を元に捜索し、見つけ出します。
捜索後にご依頼者様にお返しすると、予想以上の量に毎回驚かれます。
個人情報関連
相続関係や各種契約解除などのために、個人情報関連の捜索はかなり重要な作業になります。
また、孤独死が発生した現場では、生前の人脈を探したりや本人の故人様の情報収集を目的として行う場合もあります。
【捜索品事例】
・通帳
・印鑑
・年金手帳
・保険証券
・不動産登記
・車やバイクの書類
・請求書類
・生前の人脈が分かるモノ など
ご遺品捜索
ご遺品は、ご依頼者ごとに異なります。
例えば、故人様が生前愛用していたものや故人様の形見として残しておきたいものなど様々なケースがあります。
他の家では不用なものでもその人に取ったら、故人様との思い出が詰まった大切なお品物もあったりします。
そのため、お客様ごとにしっかりとお話をお聞きして捜索品を決め、作業終了後にお渡ししております。
不用品回収および撤去
私たちの仕分けは、ご依頼者様のご意向だけでなく、環境面にも配慮して遺品整理を行います。
不用になったものをさらに細かく仕分けていき、リユースやリサイクルできるカテゴリーごとに分別していきます。
リユース
→モノを繰り返し使うこと
リサイクル
→モノを再資源化し、それを元に新たなモノをつくること
私たちはSDGsの観点から、「処分ゼロ」を目指し、環境に配慮した遺品整理を行っております。
無料簡易清掃
一般的には片づけのみで終わりですが、私たちは最後に簡易清掃を行う習慣をつけています。
作業をさせていただいたご依頼者様および故人様に感謝をこめて、丁寧に清掃作業を行っております。
東京都墨田区での遺品整理事例
東京墨田区で遺品整理のご相談をいただいた時の作業事例になります。
場所・間取り・作業時間・料金
場所 | 東京都墨田区 |
間取り | 戸建て |
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作業時間 | 3日 |
料金 | 40万円 |
依頼内容
きっかけは、ホームページからの問い合わせです。
ご両親が住まわれていた家の遺品整理をしてほしいとご依頼いただきました。
家は不動産売却予定のため、不動産に関する書類を特に回収してほしいとのことでした。
作業内容
- 現金、貴重品捜索
- アルバムや写真の捜索
- 不用品の回収
- 個人情報書類収集(特に不動産登記)
- 簡易清掃
ビフォーアフター
探して欲しかった不動産関係の書類も無事発見でき、ご満足いただきました。
なお、こちらの現場からは、合計で83,034円の現金を見つけることができ、無事ご依頼者様にお渡しできました。
東京都墨田区での遺品整理はラスティックまで
今回は遺品整理と不用品回収の違いについて解説していきました。
また、私たちが行っている具体的な遺品整理内容や、東京都墨田区での作業事例についても共有しました。
遺品整理はただの片づけではなく、ご依頼者様と故人様をつなぐ大切な作業だと思っています。
故人様の生きた証を確実に見つけ出し、ご依頼者様の元へ届けることが私たちの役割です。
遺品整理をご検討の方は、ぜひ一度私たちにご相談ください。