さいたま市で多発するで床上床下浸水│復旧方法を水害業者が解説
夏になると、梅雨の影響で日本各地に大雨が降り始めます。
特に埼玉県は、水害を受けやすい都道府県の1つでもあり、大雨による影響で新幹線や電車などの公共交通機関もよく止まったりします。
水害の中でも、特に多いのが床上浸水です。
今回は、もし床上浸水が起こってしまった場合の復旧方法や、水害業者に依頼すると行ってくれることについて、解説しています。
ラスティックでは大規模豪雨の多いアメリカへ渡米し水害復旧の修行を受けてきたスタッフが在籍しているとともに、アメリカから、カビ除去のライセンスをいただいていますのでご安心いただけます。
また、埼玉県の水害事情についても少し触れています。
水害被害から少しでも早く復旧できる内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
埼玉の水害事情
ここでは、埼玉県の水害事情について少し触れていきます。
水害とは
水害は、その名の通り、水による災害のことを指し、「水災害」や「水災」とも呼ばれています。
水害の種類は様々で、大雨による洪水や土砂崩れ、床上の浸水なども含まれます。
埼玉は水害が多い
埼玉県は、全国平均と比較して降水量が多い県です。
毎年、台風や線状降水帯の影響により、浸水被害や土砂崩れなどが多く報告されています。
また、太平洋側に近く、海水の氾濫や高潮の影響も受けやすい位置に面しています。
異常のような理由から、埼玉県には水害に遭いやすい都道府県と言えます。
床上浸水した家の復旧方法
水害による被害は深刻で、一刻も早い水害復旧作業が求められます。
今回は、水害被害で特に多い床上の浸水についての復旧方法を解説します。
ご自身で水や泥を掻き出す場合
まずは、服装からご用意いただくもの
・カッパ
・ゴーグル
・マスク(なるべく目の細かなもの)
・長靴
・厚手のゴム手袋
上記を装備して床上の水を除去していきます。
タオルをはじめ、水切りワイパーやバケツを使用すると、スムーズに作業が行えます。
水はかき集めると重量物になりえるので、ケガに注意しながら行います。
床上の浸水は、水と共に泥やゴミも漂流することもよくあるので、水と共に泥やゴミを回収していきます。
ご自身で汚れている箇所を拭く場合
水が引けたら次は、汚れを除去していきます。
浸水してきた水は、雨や川の氾濫などによって形成されたものであり、多くの不純物(農薬や生物の雑菌など)を多く有しています。
目には見なくとも、汚れは付着しているのでしっかり拭き上げ作業を行いましょう。
ただ拭くだけでなく、洗剤を吹きかけながら清掃すると、汚れが落ちやすくなります。
ご自身で乾燥させる場合
最後にお部屋の中を乾燥させていきます。
エアコンで乾燥させる場合には、「除湿」よりも「暖房」の機能を使うことで効率的に乾燥できます。
また、扇風機やサーキュレーターなどを活用し空気の流れを循環させることで、より効果が発揮されます。
乾燥作業をしっかり行わないと、濡れた箇所からカビが繁殖したり雑菌が繁殖したりと素材が朽ちたりしてしまいます。
これらは、見た目が悪くなるだけでなく、嫌なニオイや健康被害、建物の劣化など様々な悪影響をもたらします。
そのため、乾燥作業は徹底的に行ってください。
水害復旧業者が行ってくれること
水害は被害範囲が大きいことが特徴であるため、自分たちで復旧作業を行うと数週間~数か月かかることもあります。
それだけ放置しておくとリフォームが必要になってしまうでしょう。
また、川やダム、田畑が氾濫し床下にまで水や泥が侵入しているケースもあり、これを取り除くのは非常に至難の業です。
自分たちで解決不可能な場合には、水害復旧業者にご依頼することをオススメします。
床下の水や泥の除去
まず、床上浸水はもちろんのこと、床下に侵入した水を徹底的に吸い上げます。
その際、専用のバキューム(機材)を使用しながらしっかりと吸い上げます。
ある程度吸い上げたら、床下に約2名潜り、1人は床下にこびりついた汚泥の清掃をし、もう一人は水を徹底的に吸い上げる作業に専念します。
除菌・消臭作業
水害を受けた場所には、嫌なニオイが広がっていることがよくあります。
これは汚れや雑菌を含んだニオイの元が付着しているためです。
そのため、除菌薬剤を全体に施し、カビの発生がないよう防カビ剤を使用しながら作業を行っていきます。
薬剤によっては、建物の耐久性を下げてしまうものあるため、建物の素材をしっかり確認しながら噴霧していきます。
原状回復作業
必要であれば、原状回復作業も一貫して行うことが可能です。
清掃と原状回復作業をそれぞれ別の業者に依頼すると、説明をする手間が増えたり認識にずれが生じる可能性があるた
め、一貫して作業を行える業者にお願いするのが安全です。
水害復旧ラスティックの作業実績
水害現場復旧のラスティックでは、豪雨などの大雨や台風などの影響で水害被害に遭われた家の清掃及び復旧作業を行っています。
水害大国アメリカにも修行に行き世界的な施工方法を身につけていますのでご安心ください。
下記記事をご参照ください。
まとめ:埼玉の水害、業者にはどのタイミングで依頼すべきか
今回は床上の浸水を中心に水害復旧について解説してきました。
水害被害に遭われて業者を検討する際には、早めの連絡をオススメします。
弊社では、現場作業だけでなく復旧に関するすべてのサポートをさせていただきます。
水害は、災害保険の活用や羅災証明の取得により、作業費用を抑えることも可能です。
現在、床上及び床下の浸水被害を含む水害に遭い、復旧業者をご検討されている方は是非一度ご連絡ください。