岐阜県岐阜市にて2階から3階に燃え広がったアパート火災の復旧作業

ご依頼経緯

岐阜県岐阜市にあるアパートの202号室(2階)にて火事が発生し、302号室まで燃え広がってしまった火災の復旧作業依頼でした。

煤や焦げ付き臭がかなり気になり、賃貸として貸し出せれるれレベルにまで戻してほしいというご要望です。

現場状況

解体した後でも202、302号室共に煤や焦げ付き臭が残っており、特に火元である202号室がニオイが強く感じられました。

また、消防活の放水活動による影響で、煤をまとった水が垂れ流れた跡があらゆるところに見受けられました。

作業内容

今回は202、302号室の2部屋の火災復旧作業になります。

煤落とし作業

上記写真は、煤が付着している天井鉄骨を半分ほど清掃した写真です。

表面上に付着している煤を専用の薬剤を塗布しながらお部屋全体を清掃していきます。

煤は質量が非常に軽く、雑に作業してしまうとすぐに舞い上がり再びお部屋を汚してしまうため、気を付けながら丁寧に取り除いていきます。

コーティング作業

焦げ付きが酷く、清掃だけでは取り除けない箇所には、防臭コーティングを施します。

コーティング作業はニオイや汚れを塞ぎ込む効果があるため、ニオイが気になる現場では特に効果的です。

今回は、ご依頼者様からのご要望もあり、お部屋全体をコーティング致しました。

有害物質分解作業

除菌力の高い強力な機会を使い、有害物質分解作業を行います。

お部屋を密封状態にして機械を稼働させ、さらにお部屋全体にいきわたるようにサーキュレーターも設置します。

有害物質やニオイを分解するために、この工程を2～3日程度行います。

最終確認

全ての工程が終わったら、最後に汚れやニオイ残りがないかを確認します。

この時に、目や鼻など自分の五感を研ぎ澄まして、注意深く確認していきます。

作業完了

後日、ご依頼者様に現場を確認していただき、ニオイ及び煤汚れの確認を行っていただきました。

ニオイの軽減具合にかなり驚かれており、ご満足いただきましてお引き渡し完了です。

火災現場復旧作業は、災害の場所や規模によって作業内容や金額が大きく異なります。

そのため、どの地域においてもしっかり現場を見てもらうことが大切になります。

火災現場復旧作業に関するＱ＆A

他にも気になることがございましたら、記事下のお問い合わせフォームまたはお電話にてお気軽にご相談ください。

静岡県、愛知県、三重県、岐阜県(東海エリア)の物件でも、必ず現地調査を行いお見積りをさせていただきますので、ご安心くださいませ。