管理会社や建設会社の現場の臭気が強くてどうすればよいのか?

今回の現場では、管理会社様のご依頼で建設会社様に解体作業をお願いいたしましたが、解体終了後に焦げた臭気が強く、管理会社様よりリフォーム前の消臭をご依頼されました。車で現場に到着し、そこで扉を開きましたら、とても焦げ臭い臭気がとても強く、まずは煤清掃から作業する事に致しました。
作業前の現場状況


作業前の状況としましては、天井は全体的に焦げていて、プラスターボードの壁も綺麗に見えますが、所々煤が付着し汚れていることによりまして、焦げた臭気が漂っていました。床も全体的に解体したことによる汚れで、煤で真っ黒に汚れていました。
焦げた所、煤の汚れをケレン、、煤清掃作業


まずは、焦げて煤で汚れた部分を、ワイヤブラシを使用しまして、上部から煤清掃作業をしていきます.火事による熱によるコンクリートの浮いた部分には、スクレイパーを使用しまして撤去コンクリートは剥がして撤去していきました。PBボード部分は消化時の水によるカビが繁殖していましたので、清掃しましてカビの処理もしておきました。
煤の飛散防止と臭気を塞ぐコーティング作業


煤清掃が終わりましたら、綺麗に清掃をしまして下塗りのコーティング処理を施工致します。煤は清掃後も大変細かい粒子の為に飛散しやすいので、下塗りを天井部より、しっかりと塗り固めることによって、煤の飛散防止と火事による臭気の塞ぎこみをすることが可能となります。しかしながら、ケレン煤清掃がしっかりできていない場合には、飛散防止や臭気を下げる効果が弱くなります。
上塗りコーティング


上塗りコーティングを施工した後には、煤の飛散もなく臭気もかなり下がっていました。ここまでの状態になりましたら、残っている火災臭と目には見えませんが、ダイオキシンの分解作業をすることで、安全な室内空間へと変わります。
ダイオキシンの危険性
ダイオキシンは自然空間にも存在していて、僅かな量では危険性はありませんが、火災時の不完全燃焼により建材などから大量に発生した場合には、とても毒性が強くなり、体内に入りますと免疫力の低下、ホルモンバランスなどに悪い影響を与えて、蓄積されたダイオキシンは長期間にわたりまして体内に残り、排出されるまでに時間がかかります。目には見えないですが室内を綺麗にする前に処理することをお勧めいたします。
OST法によるダイオキシンの分解と消臭作業

室内が煤の飛散が無くなりましたら、室内空間のダイオキシンと火災臭気の消臭作業をします。OST法による大量のオゾンガスと大風量によって、大量のエネルギーによるダイオキシンと臭気がオゾンガスに衝突することで酸化分解されて、ダイオキシンと臭気は破壊されて消えてしまいます。オゾンガスは作業後に換気されることにより、酸素、空気へと変わりますので安全です。これで、リフォーム前の消臭作業は完了致しました。

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