神奈川県茅ケ崎市マンション火災この後どうするべきか?
今後解体予定のマンションオーナー様が、今後どうすればよいのか?
火災発生から,1週間が経過し
マンションオーナー様よりご連絡をいただきました。
お客様からは、まずは現地に来ていただき
「見積書を作成してください」と言われました。
現場に到着しましたら、全室真っ黒で家財なども燃えて
室内は、とても強い火災臭が漂っていました。
お客様と今後のことをヒアリングしていきました。
オーナー様の考えでは3,4年後には建物の老朽化のために
壊しますとのことでした。
そこでこの部屋は、もう使わないので解体作業をして
煤埃が出ないようにしてくれればよいとの事で
共用部や隣の部屋に気を付けて
施工させていただくことになりました。
今回は解体作業のため騒音も出ますので、施工前には
掲示板に施工のお知らせ事項を貼らせていただき
ご近隣のお部屋の皆様にもご挨拶をさせていただきました。
火災後の状況です
この度の火災は和室が火元だったために
窓際の和室2部屋がひどく燃えていました。
罹災証明書
ご依頼いただきましたオーナー様は
火災後に消防署の方に罹災証明書を作成されていました。
火災程度によっては、ボヤなど火災被害が少なくて
消防署に連絡しなくてすましてしまう方もいますが
必ず火災後には消防署に連絡をして
罹災証明書は作成してもらってください。
火災ごみの減免措置や各種支援があります。
一般廃棄物の処分
火災後の家財の処分には、区市町村のクリーンセンターに
まずはご連絡ください。または業者にご相談ください。
クリーンセンターでは処分方法、引き取れる物
運搬方法など細かいことを教えてくれます。
クリーンセンターによっては、現地調査もしますので
日にちを打ち合わせてご協力ください。
弊社もごみの処分はしますが、個人でも処分をすることできます。
火災解体作業
火災後の解体、煤清掃は、工事予算が100万円を超える場合には
石綿含有調査が必要です。
石綿含有調査は令和4年4月1日より解体作業を行う業者は
石綿含有調査の有無の事前調査の結果を都道府県に
報告することが義務付けられました。
石綿含有調査の結果をもとに、解体作業を行い
ごみの種類ごとに分別をし、特別管理産業廃棄物の
搬出処分をいたします。
室内の木部、ボード類、木毛板、プラスター、モルタル、CF
断熱材、タイル、キッチン、トイレ,風呂場、建具を解体
搬出処分後に仮の窓開口部の防水処理を
して煤清掃後、完了致しました。