鉄骨構造・ビル火災清掃、消臭をお考えの業者様
火災発生後に建設会社、リフォーム会社様が現調したあとに、鉄骨火災でどこに頼んだらいいのか?
火災復旧作業をお考えの方は、専門業者の弊社にご相談ください。
今回の現場は、電気の漏電火災によるビルの内部火災でした。ご依頼の建設会社様から連絡をいただきまして、現場に着きますと解体処理が終わり、ゴミも処分してありましたが、エレベーターから通路、現場室内全て火災による苦い煤臭が拡がっていました。天井部や壁などは煤で汚れて、黒くなっていました。
お客様のご依頼としましては、鉄骨、耐火被覆、壁、サッシ、窓、床の清掃、消臭をしてほしいとの事でお見積りさせていただきました。
施工前状況

施工前の状況としましては、鉄骨、耐火被覆、壁、サッシ、窓、通路、すべて煤で汚れていました。まずは薬剤による洗浄作業から施工する事にしました。薬剤を蓄圧式噴霧器を使用しまして天井、壁、床に噴霧した後に、薬剤により煤汚れが浮いてきたところをウエスを使用して、拭きあげ清掃致しました。
高圧洗浄

拭き上げ清掃した後に、ままだ残っている煤汚れを高圧洗浄機を使用しまして、鉄骨の天井部から壁、床へと洗浄しました。汚れた水はバキューム作業で吸い取り、綺麗に洗浄いたしました。
養生作業


今回の現場では、一部新しいボードに張り替えた所もあり、汚してはいけないところは養生ビニール養生を致しまして、注意しながら施工させていただきました。
コーティング作業


今回のコーティング作業は、鉄部や鉄骨を錆びさせてはいけない事、使用しているビルの為に、他の階やエレベーター室に、不快な臭気が行かないことを考慮致しまして、特殊なコーティング処理により、さび止め処理をさせて頂きました。鉄部以外の場所には、専用のコーティング材を使用しまして、施工致しました。
消臭前の施工完了

消臭の作業をする前に、臭気の原因物質の清掃、処理を完了しましたので、消臭作業前の準備が出来ました。火災復旧では、残りの問題点は消臭作業とダイオキシンの分解作業になります。
ダイオキシンの危険性
皆さんが生活している自然空間にも、わずかながら存在しているダイオキシンですが、わずかな濃度のダイオキシンでは、健康被害になる事はありません。しかしながら、火災が発生しますと建材やプラスティックなどが、250度~400度の不完全燃焼時においては、ダイオキシンが多く発生いたします。このダイオキシンは、濃度が高くなりますと毒性が強くなり、青酸カリよりも毒性は強く、人工物質としては最も強い毒性があります。体内に入りますと、免疫システムやホルモンに障害をもたらして、発がん性もあり、ダイオキシンを除去することは、新しく室内を作り直すためには必要な作業です。
火災後のダイオキシンの分解と消臭作業
最後の作業としまして、消臭準備が出来ましたので、ダイオキシンと火災消臭の除去を同時にできる、オゾン燻蒸作業を施工致します。
オゾン燻蒸
オゾン燻蒸は、火災後の煤臭気に対して、規定のオゾン濃度を大量に供給し続け、火事後の臭気物質に接触させると、エネルギーの集中と分子活動の活発化により、劇的な脱臭効果とダイオキシンの酸化分解破壊が起きます。この反応により、臭気を無くして、ダイオキシンも無毒化することが出来ます。オゾン燻蒸完了後に、オゾンの回収や換気を行うことで、室内空間の臭気は無くなります。この状態になれば、建設会社、リフォーム会社様が現場を施工することが出来ます。

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