東京都新宿区・石風呂火災清掃
石風呂の火災後の汚れは取れるのか?
今回はリフォーム業者様から火災煤清掃、消臭のご依頼でした。
お客様の予定に合わせまして、現場にお伺いさせていただきました。
現場に着きますと、大きな風呂場が真っ黒になっていました。
天井部はボードが熱焼けしている状態でした。
壁、床に関しましては、石材の為に焦げてはいませんでしたが
煤汚れが染み込んだような状態でした。
風呂場の臭気は火災後の煤臭が充満していました。
リフォーム屋さんは天井部解体、ガラス交換をした後に
石材とアルミサッシをできる限り綺麗にして
消臭もしてくださいとご依頼いただきました。
施工前の風呂場状況
施工前の状況では、解体しないと作業できないので
提携先のリフォーム会社様に解体が必要な箇所を解体していただきその後
連絡してもらうことになりました。
2週間後に、再びご連絡を頂きまして、現場に行きました。
天井部を解体した上部も真っ黒で
壁と床はそのまま養生してありましたが
煤だらけになっていました。
集塵機で清掃後に高圧洗浄
床が石材の為、最初に集塵機を使用しまして
煤をできる限り取り除きました。
煤を除去しましたので、上部より洗浄を開始しました。
石の隙間に汚れも入り込んでいますので、目視で確認して
少しずつ丁寧に洗浄いたしました。
床に関しましては、水が乾くと石材が汚れを吸込みますので
床の煤洗浄は何度も洗い流して、水がたまっている場所は
バキューム作業で吸い取りました。
薬剤洗浄
コンクリ―トの汚れは、煤汚れ用の洗浄剤で洗浄しました。
石材に関しましては、煤用洗剤、石材用洗剤を
注意しながら、目立たない所でテストしました。
問題なかった為、煤用洗剤を使用し洗浄いたしました。
薬剤を使用後は綺麗に高圧洗浄して流しました。
翌日に取れない汚れは、石材用洗剤を石の汚れている
場所のみ、目地ごとに薬剤洗浄いたしました。
乾燥後に壁は問題ありませんでしたが、床はまだ完全に汚れが落ちていないため
綺麗なウエスで確認しながら、時間をかけて洗浄しました。
スチーム洗浄
石材が和田石の為、水を使用しても吸い込んで変わらないので
スチーム洗浄しながら、蒸気の力で汚れを浮き上がらせ拭き取り綺麗になり
煤の洗浄により臭気も無くなりましたが
最後に化学分解による消臭作業をいたしました。
施工後に換気をしまして、臭気も全く無くなり
お客様に納品させていただきました。
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